ヒマツブシステム

ヒマと、生きていく。

【コラム】長生きの秘訣を発見してしまった

突然ですが、長生きしたいですよね。

 

僕なんか死ぬのがめちゃくちゃ怖いから可能な限り長生きしたい。

 

しかし落語の"死神"にもあるように人の運命ってロウソクみたいに決まってるなあと。どんなに健康に気を使っても交通事故に遭えばそれまでだし。

 

そんなことを考えてると、気づいてしまいまして。

 

 

長生きの秘訣を。

 

 

まあ、もったいぶるような話でもないんで簡潔に言うなら、

 

 

生きてる間の体感時間を長くする

 

 

一年が短いのは脳のせい

どうやら毎日同じことやってると、脳ミソが「お前、同じことばっかしてるからその体験上書きしておくわ」って勝手に省略してくれるんだそうで。大人になると生活の大半がルーティンワークになってしまうから一週間が早く感じて、結果あっという間に一年過ぎちゃってるのもそのせい。

 

極端な例だけど 、これが一年間毎日違う土地で暮らすバックパッカーだと同じ一年でも体感時間が結構違ってくる。毎日違う風景を見て、違う人と話して違う道を歩いてるのだから、ルーティンワークしてる人よりかは脳に刻まれる情報が多い。

 

バックパッカーをやってる一年とルーティンワークをこなした一年では同じ一年でも体感時間が違う。脳は同じことをしてると、その記憶を消すからだ。それが事実であればルーティンワークをこなす一年よりもバックパッカーをやった一年の方が長く感じることになる。

 

 

つまり、

 

脳みそに「あんた毎日毎日いろんな情報つめこむからダルいっす。この情報勝手に省いちゃいけないんすよね? はぁ〜(ため息)。あれもしなきゃこれもしなきゃだから一日が本当に長い。夕方まで寝てたいんすよ、僕」

 

と思わせ続けられたら、それは長生きと言えるのではないかと。

 

脳に勝手な時間の上書きをさせなければ、子どもの頃の一年が長かったように、大人になっても一年を長く感じられるはず。

 

言い換えれば、脳を退屈させないことが長生きの秘訣と言えるかと。さっきも書いたように、脳は同じことをしてると勝手に時間を削除してしまう困ったちゃんだからだ。

 

 

脳を退屈させないためには

このブログのテーマでもある"ヒマ"と関係してくるのだけど、生きてる大半がヒマということは脳に与える情報が少ない状況なわけだから、僕の定義でいうと、ヒマ=短命ということになる。

 

逆説的に言えば、長生きするためにはヒマをつぶせばいい。

 

これが僕の考える長生きの秘訣。

 

てな訳で、僕はこれから新しくできた水着ガールズバーに行って、脳にドバドバ新しい刺激と情報を注いでこようと思う。これはあくまで長生きする為の医学療法のようなものであって、断じてスケベ心ではないことをここに断っておきたい。

ヒマで仕方ないならゲームマーケットに行こう

ヒマで仕方なさすぎてパチンコに行くも、有り金全部使ったのに激アツの一つも来なかったそこのあなた。

 

今すぐお辞めなさい。新基準台は本当に辛い。まるで勝てる要素がないのです。

 

悪いことは言いません。ゲームマーケットに行き、パチンコに貢ぐお金も時間もボードゲームに貢ぐのです。

 

 

ゲームマーケットって?

ゲームマーケットは、“電源を使用しない”アナログゲームのイベントです。出展者が製作した、さまざまなジャンルのボードゲームやカードゲーム、テーブルトークRPGシミュレーションゲームなどが販売されており、また、ゲームに関わる解説書やコマ、サイコロといったグッズも豊富に扱われています。体験卓があるブースでは、そうしたゲームを実際に遊ぶことができるほか、小さいお子さんが遊べるコーナーがあったり、謎解きゲームが遊べたりと、老若男女どなたでも、1日中アナログゲームを楽しんでいただけます。(ゲームマーケット公式サイトより抜粋)

上記にあるようにゲームマーケットはゲームと言えど、いわゆる非電源ゲームを中心とした国内最大のアナログゲームイベント。毎年全国2カ所、東京・大阪で春と秋に開催されている。

 

 

ゲームマーケット2018秋は誰でも楽しめる!

 

というわけでゲームマーケット2018秋にやってきた。

僕は2013年のゲームマーケットから参加しているのだけど、ホントにここ数年参加者がグングン増えていて盤面遊戯者(ボードゲーマー)を自称する僕としても嬉しい。

 

ボードゲームというと、モノポリーとか人生ゲームみたいなもの?と思う方も多いと思うけれど、ここで言うボードゲームとはドイツ発祥のいわゆるドイツゲームのこと。

 

ここで皆さんに覚えておいて欲しいのは、ドイツ発祥のゲームだってこと。

 

もうなんか、しゃれてる印象ありません?ドイツ発祥のゲームっていうと。

 

学食で遊戯王カードでデュエルしてると白い目で見られるでしょ?(僕は見られましたよ、ええ)

でも、どうこれならどうだろう?

 

おしゃれすぎる。おしゃれすぎてインスタ女子もオールブラックスばりのタックルスピードで飛びついてきそうじゃないか。

 

ドイツゲームの素敵な所は、こういった具合に遊ぶ以外にも見た目が非常にハイセンスで見ていて飽きないのだ。肝心のルールも、子どもでも理解できる簡単な知育ゲームから、大人もガッツリ考え込んでできる重量ゲームまで様々。

もちろん今回参加するゲームマーケットも子ども用から大人用のゲームまで揃っているし、試遊もできるので、誰が参加しても楽しめる内容になっている。

 

さて、ここからは僕がゲームマーケットで出会った素敵な作品たちを紹介したい。

 

 

人形のポージングからワードを当てるゲーム

 

この状況からある単語を当てろと言われたら、あなたは何と答えるだろうか?

 

どう見ても空からおでんのこんにゃくが落ちてきた状況にしか見えないが、賢い僕はこの状況から推測するに、上の三角が人で下の人形が背中を揉まれてるのではないかと考え「マッサージ」と答えた。なんと頭脳明晰なのだろう。

 

しかし、回答は「グライダー」

 

「いや、見えなくもない、見えなくもないよ!でも、ほらめっちゃ下の人気持ち良さそうな体勢してんじゃん!そんなんわかるわけないってwww」

 

こんな感じで相手の回答と自分の回答の齟齬を楽しむゲーム。

 

 

ちなみにこれは僕が出した問題。正解は「弁慶」。弁慶の泣きどころにぶつけて痛がっている様子を表しているのだが、これは最後まで当てて貰えなかった。

てか、弁慶とか人形でどうやって表現すんだよ。

 

 

犬が来た

この独特のアートワーク。最高。

さっきも書いたけど、ボードゲームのデザインってめちゃくちゃ大切で、ちゃんと世界観が構築されたデザインのゲームは、例えゲーム性が劣っていてもなんか許せてしまう。

 

 

ストーンヘンジのゲーム

「犬が来た」と同じサークルが出していたゲーム。写真を取っていなくて絶賛後悔中。

 

 

 

こんな感じで天井に鉄球垂らして、それをストーンヘンジにぶつけたらマイナス点らしい。

 

いやー

 

最高に気が違ってますわ(褒め言葉)

 

そもそも天井から球を吊るのが大変だし、球がストーンヘンジの間をうまくすり抜けられたら良しっていう感覚もどうかしていて、総じて最高。

 

ゲームマーケットが待ち遠しいよ

紹介したゲームの他にも魅力的なゲームは山ほどあって、ゲームマーケットに行ったことない人は一度でいいので足を運んでみて欲しい。きっと、自分にドンピシャなゲームが一つは見つかるはずだ。

【コラム】性をアートだとかカルチャーだとかしたり顔で言ってた女に嫌悪感MAX【5分のヒマつぶし】

エロを語る女

愚痴です。聞いて頂きたい。

高円寺で飲んでたんです。

そしたら隣で、

 

「もっとエロがオープンになればいいのに。私はエロってアートだと思う。みんなもっとエロい話を普通に話せばいいのに!」

 

いかにも高円寺にいそうな女が、周りで一緒に飲んでる友人たちに言っているわけで。

でも、わかるんですわ。顔見ると自分に酔ってんなって。

その言葉は友人に向けられたものじゃなくて、新しい価値観提示している自分に向けてでっせみたいな。

 

 

あれはTEDでスピーチしてる時の顔でしたわ。

 

 

もう、うわーってなっちゃて。

聞いてるこっちが恥ずかしくなって。

 

端的に言ってしまえば、無理してんなあと。エロのアート化なんてこれっぽちも思ってなくて、本当はマイノリティな考えを発信する自己ブランディングの為だろと。

 

エロはエロ。アートでもカルチャーでも何でもないわ 

 

だいたいエロをアートやカルチャーにしちゃって、日常生活でオープンにしたらエロがエロくなくなってしまうでしょうが。

昨今のオタクにも言えるんですけど、カウンターカルチャーとしてのオタクがメインになったら、それオタクって言えんのみたいな?

誰にも理解されないけど俺だけはメチャクチャ詳しいという歪な独占欲がオタクのアイデンティティーだと仮定したら、俺もオタクなんよってコミュニケーションツールにしたり、自己ブランディングにすることって、それはもうオタクじゃなくて別の種族だよみたいな。

男ならわかると思うんですけど、AV見すぎるともうただの裸じゃ興奮しなくなって、新たな興奮の種を探しに別のカテゴリに行きますよね?パイパンとかレズものとか。(こんなんでもまだまだ下の下のレベルですけど)

 

・・・

 

僕は行きますよ。

 

で、エロをオープンにするとそれと同じことが起きそうな気がするんです。みんなが平然とエロに対してフラットな社会になったら、もうエロに対して慣れちゃって、エロがエロたりえない。

 

だいたい親がオープンにセックスの話なんてしてるなんて地獄絵図です。

 

考えただけでウエッってなる。

秘め事だからエロはエロたりえてんのに、そこに光を差さないでおくれと。

 

オープンなエロは蜜のない花のようなもの

エロは秘め事だから花咲くのです。浅はかなセルフブランディングに利用しないで頂きたい。

ヒマで仕方ないなら今すぐボヘミアン・ラプソディを劇場で観ろ!【2時間のヒマつぶし】

誰かとの待ち合わせや、仕事の合間、デートでドタキャンを喰らってしまって時間をもて遊んでいるそこのあなた。

悪いことは言いません。今すぐボヘミアン・ラプソディを観に行くのです。そして涙し、魂を震わせ、生きる活力にするのです。

わずか2時間ばかりの空いた時間で、濃密なライブ体験ができるのでホントおすすめ。

 

 

そもそもボヘミアン・ラプソディって?

言わずと知れたQueenの代表曲の一つ。ママーって叫ぶこの曲。誰しも一度は聞いた事あるのでは?(そう言えば昔、ハッチポッチステーショングッチ裕三がこの曲のパロディをやっていたけど、あれ何だったの?)


Queen - Bohemian Rhapsody (Official Lyric Video)

http://www.youtube.com/watch?v=fJ9rUzIMcZQ[/embed]

 

劇場で観るんだ!劇場で見るんだ!劇場で見るんだ!

映画についての考察なんかは僕より文才も見聞もある人がやっているので割愛。

あらすじは、簡単に言ってしまうと、Queenの結成から1985年に行われた20世紀最大のチャリティーコンサート LIVE AID(ライヴエイド)までを史実に沿って構成し、そこにフレディ・マーキュリーのバックボーン、バンドでの成功、セクシャルマイノリティである葛藤を詰め込んだ音楽伝記映画

で、この音楽伝記映画で一番大切なのは、話の内容云々じゃなくて(そんなのファンだったら知ってるでござる)、二度と観ることのできないと思っていたアーティストのライブを劇場で追体験できるってこと。

フレディ・マーキュリーは僕が3歳の頃にエイズで亡くなってるので、彼のライブを観たくても観ることは物理的に不可能。でも、劇場でフレディに扮した主演ラミ・マレックがフレディにまさに憑依したライブエイドのパフォーマンスを観ると、自分も1985年のライブエイドに参加している気分になって、瞳から一縷の涙がポロリ。

何つーか、あれだなと。CMで流れるQueenを聞いてQueen良いよなーとか思ってた僕は愚かな男だなと。底の浅い人間だなと。

デカイ音とハウリングの音も入り混じった観客の熱狂の中で聞いてこそのQueenだろと思うに至ったわけです。

だからね、ボヘミアン・ラプソディ絶対に劇場で見るんだ!

 

へえー、でもDVDレンタルで良いやと思ったあなたへ

絶句だよ。

 

まぁでもね、こればかりは仕方がないと思っている。ここまで言っておきながら何を隠そう僕も映画は劇場よりもDVD派なので。

劇場って隣にカップルが座れば上映中もペチャクチャうるさいし、体臭のきつい人が座ればにおいが気になって内容どころではない。そもそも人が100人も200人も集まってお行儀よく一つのものを観るなんて土台無理な話なのだ。

だからボヘミアン・ラプソディをDVDで済ませようとする人の気持ちは悔しいが僕にもよくわかる。

DVDレンタル開始が始まるまで、これを観て心のアイドリングをふかすのも良かろう。


Queen - Live AID 1985 Full Concert (Best Version) (HD)

最後に

劇中のブライアン・メイめっちゃ似てるから。そんじゃ。

 

ヒマと、生きていく。

 

はじめして。このブログの管理人、多田野ゆとりです。

今年で30を迎え、いよいよ誰もが憧れ羨むナイスミドルに突入するわけですが、どうにも先行きが不安でなりません。

というのも僕の20代の大半は、ヒマでヒマで仕方なく、職場と自宅の行き帰りの他にやることもなし、生活の中に張りというものが皆無だったわけで、このままナイスミドルに突入しても遊びの知らないつまらない平々凡々な男として30代を終える気がしてならないのです。

皆さんも経験ありませんか?ヒマでヒマで仕方なくて夜な夜な陰毛を剃っては一人「キレイ」と呟いたり、アプリのガチャに2万も3万も費やして華麗に爆死したのをツイッターにあげても誰一人いいねを押してもらえない夜のことを。

 

ハッキリ言いますが、それら全て不毛な行動は全てヒマのせいです!

 

ヒマを制す者が人生を制すと言っても過言ではないのです。

 

このブログは、これから経験していくヒマ潰しを通じて、まずは自分の生活に潤いを、そうしてこのブログを見た誰かのヒマを潰すことができたら、これ幸いでございます。